初期臨床研修医

診療基盤型臨床研修プログラムの概要

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募集要項
募集要項(中断者)応募フォーム

はじめに

育和会記念病院は、昭和57年 大阪市生野区に内科、外科、放射線科、消化器科の118床の病院として開設されたが、その後、呼吸器内科、循環器内科、脳神経外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、婦人科などを増設し、現在は診療科23科、急性期一般病床218床、地域包括ケア病棟47床、計265床が稼働している。文字通り大阪市生野区を中心とする大阪市東部地域から東大阪市にかけての基幹病院であり、一般的ないわゆるcommon disease症例から、専門的治療を要する特殊な疾患まで幅広く診療を行うとともに、地域の救急医療の中心的な病院として住民の信頼も厚い。基本理念で ある「地域住民に信頼される最新の医療を提供し、住民の健康と疾病予防に貢献する。」「“その人らしさ”を大切にしたケアーサービスに徹する。」を実現す るべく、日々の医療・看護・業務の上に万全を期し、職員一同一丸となり精進している。

臨床研修においては、プライマリ・ケアの基本的な能力である態度・技能・知識を身につけることはもちろんのこと、社会人として患者さまの持つさまざまな問題 を患者さまと同じ目線の高さで全人的にとらえ、チーム医療によって解決の糸口を探ることのできる柔軟さも身につけて頂きたい。

研修の目的

臨床研修の第1の目的とするところは、医師としての人格を涵養すると共に、患者さまを中心とした医学・医療のニーズを認識しつつ、日常診療で頻繁に遭遇する 病気や病態に適切に対応できるよう、また、救急疾患の初期対応ができるよう知識と技能を習得することにある。また、多様化する社会のニーズに応えるべくイ ンフォームド・コンセント、医療事故防止、病診連携のあり方などを身につけることも第2の目的として大切である。

研修の方法

  1. 当院を基幹研修として研修を行う。
  2. 研修内容(研修ローテーションは基本的に月単位で計画するが、1ヶ月の研修期間には4週以上の研修を行うものとする
    内科6ヶ月、救急部門3ヶ月、外科1ヶ月、小児科1ヶ月、産婦人科1ヶ月、
    精神科1ヶ月、地域医療1ヶ月、一般外来1ヶ月、選択研修8ヶ月以上
  3. 原則として、外科・麻酔科での1ヵ月の研修を選択必修としてプログラムに含める。
    (外科は計2ヶ月の研修となる。)
  4. 小児科、産婦人科、精神科の研修は協力型臨床研修病院で、地域医療の研修は臨床研修協力施設でそれぞれ行う。
  5. 選択研修期間は、上記基礎研修科を含め14診療科のうちから当該診療と相談の上期間を決めて研修を選択する。
  6. ローテートする診療科の順番表は、研修医の希望と各診療科の受入れ体制を考慮して臨床研修管理委員会が作成する。ローテーション表と選択例を示す。

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ローテーション表の例

1年次
6ヶ月研修
(下記診療科より2診療科選び12週ずつ行う)
3ヶ月
1ヶ月1ヶ月1ヶ月
内科
(循環器内科・呼吸器内科・消化器内科・総合内科)
救急
外科
外科
(選択必修)
麻酔
(選択必修)
一般外来研修
2年次
1ヶ月
1ヶ月1ヶ月
1ヶ月
8ヶ月以上
地域
小児
産婦人
精神
選択科目
一般外来研修

☆当院での臨床研修の特徴は、小回りのきくテーラーメード型のローテーションである。上記のローテーション表は一例であり、実際には各研修医の将来像を聞き、研修医独自の ローテーションを作り上げるため、ローテーションは研修医毎に異なる。
※の選択必修科である産婦人科・小児科・精神科は協力型臨床研修病院で、また地域医療は研修協力施設で行う。
(ローテーションは順不同)
産婦人科
医療法人愛仁会 高槻病院
市立柏原病院
小児科
医療法人愛仁会 高槻病院
医療法人社団 岡波総合病院
精神科
医療法人サヂカム会 三国丘病院
地域医療
・医療法人明香会 やすなりみどり診療所
・秋岡診療所
・葛西医院
・医療法人 藤井内科小児科

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プログラム責任者、指導医および指導者

(1) 研修管理責任者 病院長  高田 正三
(2) プログラム責任者 副院長  西森 武雄
(3) 副プログラム責任者 診療局長 西村 善也
(4) 指導医

各科指導医氏名
吉村 隆喜
内科(循環器内科)
高田 正三
整形外科
河原田 修身
内科(循環器内科)
新山 文夫
整形外科
坂本 常守
内科(循環器内科)
苅田 充明
整形外科
松浦 真宜
内科(循環器内科)
小川 修
整形外科
諸岡 花子
内科(循環器内科)
櫻井 康弘
外科
早川 由紀
内科(循環器内科)
竹村 哲
外科
足立 賢治
内科(消化器内科)
朝井 俊治
脳神経外科
藤井 恭子
内科(消化器内科)
山本 晋史
泌尿器科
林 健博
内科(消化器内科)
西川 徳彰
泌尿器科
岡本 純一
内科(消化器内科)
染田 幸子
皮膚科
黒岡 浩子
内科(消化器内科)
松島 星夏
形成外科
寺川 和彦
内科(呼吸器内科)
玉石 順彦
救急科
塚田  要
内科(呼吸器内科)
西森 武雄
救急/麻酔
洲鎌 芳美
内科(呼吸器内科)
中村 正人
救急/麻酔
浦岡 伸幸
内科(呼吸器内科)
岩ア 英二
救急/麻酔
西村 善也
内科(総合内科)
山住 俊晃
病理
癘{ 朋子
内科(総合内科)
古田  格
病理
藤岡 研
内科(総合内科)
西上 隆之
病理

 

研修医の主な出身大学

大阪市立大学、近畿大学、川崎医科大学、山梨大学、徳島大学、愛媛大学、大分大学、名古屋大学、大阪医科大学、鳥取大学

 

指導医コメント

 
プログラム責任者・副院長 西森 武雄
 
 当院の研修プログラムでは、1年目に、内科(循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、総合内科)6か月、救急医療3か月の研修を必修と、麻酔科1か月・外科2か月の選択必修研修を行い、プライマリ・ケアの基本的な能力である、態度・技能・知識の獲得を目指します。また、1年目の始めの1か月は、内科研修を行いながら、メディカルスタッフの協力も得て、研修の基礎となる医療全般の教育を実施しています。さらに救急医療では、当院の一次・二次救急の場だけではなく、希望により、他の救命救急センターで本格的な三次救急医療を経験できるプログラムも策定可能です。2年目の小児科、産科、精神科は、地域基幹病院である協力型研修病院群で1か月ずつ実施し、地域医療の研修は近隣の地域研修協力施設で1か月実施します。残りの8〜10か月は選択研修期間として、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、総合内科、外科、整形外科、泌尿器科、脳神経外科、皮膚科、形成外科、麻酔科、放射線科の中から、研修医が希望する2,3の診療科で研修することとなっています。さらにアイオワ大学病院(米国)、またはハワイ大学の見学も希望者には実施しています。将来の道をほぼ決めている研修医にも、まだどの方面に行くかを決めかねている研修医にも、魅力あるプログラムを提供できるものと考えています。今まで当院で研修を終了された医師は、その後、しっかり専門医として働いていることを時に耳にしており、当院での研修プログラムは有効なものであると感じています。

研修医コメント

 
2017年度採用研修医
  研修を開始して約1年たちました。育和会記念病院は病床数250程度の中規模の急性期の病院です。常勤医師の数がそれほど多くないため、気軽に質問や相談を受けてくれる環境です。検査技師などのコメディカルの方たちも丁寧に質問に答えてくれます。
各科に配属される研修医は基本1人であるため、症例の取り合いなどなく、たくさんの症例を経験することが出来て、手技などは各先生が丁寧に教えてくれます。医局の雰囲気もよいため、居心地良く研修することが出来ます。
 
2017年度採用研修医
  育和会記念病院での初期臨床研修が始まっておよそ1年が経ちました。当院での1年目の研修の内訳は内科6ヶ月、外科・麻酔科3ヶ月、救急科3ヶ月となっています。私は内科では呼吸器内科と消化器内科をローテートしましたが、それぞれの科で喘息、肺炎、胃潰瘍、急性膵炎などcommon diseaseではありますが重要な症例を身をもって学ぶことができました。外科では鼠径ヘルニアや胃癌、急性腹症の緊急手術など、こちらも基本的かつ重要な症例を多く体験できます。救急科では3次救急のような重症の症例を経験するのは難しいですが、軽症から中等症の症例でのプライマリーケアは身につけることができると思います。
また、医局が1つの部屋となっているため各科通しの風通しがよく、疑問点はすぐに上級医の先生に相談することができます。こちらが困っていると上級医の先生から声をかけて下さることも多く、一人で悩むようなことはまずありません。
興味を持たれた方は是非一度見学にいらしてください。